映画「鬼滅の刃」無限列車編の感想|アニメ見ない人間がハマったので魅力を解説してみる【ネタバレあり】

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引用元:https://kimetsu.com/anime/

映画「鬼滅の刃」無限列車編を、普段あまり少年漫画やアニメを見ない(どちらかといえば洋画派)な私が見た感想を書いていこうと思います。

映画「鬼滅の刃」無限列車編の感想の前に

映画「鬼滅の刃」無限列車編の感想を述べる前に、私のプロフィールというか、好みの傾向を説明しておく必要があります。なぜなら私は普段はあまりアニメは見ない人であり、どちらかと言うと映像に関しては洋画オタクなところがあります。もちろんアニメも好きですが、毎回複数のアニメ作品をリアタイでみるというほどではなく、「話題になったら見る」というミーハー的な感じです。

今回も当初は「鬼滅人気すごいな」と遠巻きに見ていましたが、友人たち全員が号泣してるしすごい進められるしどこに行っても「鬼滅」のキーワードが聞こえてやまないので、見に行くことにしました。

そんなわけで、非アニメヲタの私が感じた映画「鬼滅の刃」の魅力について述べていこうと思います。

映画「鬼滅の刃」無限列車編のあらすじ【ネタバレなし】

舞台は大正時代。人間を喰い殺す鬼を倒すため鬼殺隊に入隊し、修行をしていた主人公の竈門炭治郎たちは、次なる任務の地である無限列車へと乗り込みます。この無限列車は短期間で多くの乗客が行方不明になっており、その原因が鬼ではないかと考えられ、炭治郎たちが派遣されたのでした。

炭治郎たちは、鬼殺隊の上位剣士「柱」である煉獄杏寿郎と合流し、無限列車の調査を始めると次々と鬼が現れます。仲間と協力し、鬼を難なく倒しますが、どこか様子がおかしい。実はすでに炭治郎たちは、下弦の鬼である魘夢の手の中にあったのでした……。

詳しいあらすじやキャラクターはこちらの記事で解説しています。

映画「鬼滅の刃」無限列車編のみどころ【ネタバレあり】

映画「鬼滅の刃」無限列車編の見どころは大きく3つあります。

映画「鬼滅の刃」無限列車編のみどころ1:圧倒的な映像美

1つ目は、圧倒的な映像美とそれを最大限活かした迫力アクションです。最新の3DCGを活かした自然の美しさや、汽車の迫力、そして迫力あるアクション。「君の名は。」や「天気の子」でリアルな映像の美しさが話題となりましたが、「鬼滅の刃」でも映像の美しさを堪能できます。

私が特に驚いたのが、自然の美しさ。炭治郎が迷い込む夢の中の雪の世界は思わず「あれ?自分は今どこにいるんだっけ……?」と思ってしまうほどリアルな映像でした。

ufotableの映像へのこだわりが尋常じゃない

「鬼滅の刃」だけでなく、「Fate」シリーズなど人気をアニメを生み出してきたアニメ制作会社のufotable。彼らの映像へのこだわりは、半端なものではありません。アニメ「鬼滅の刃」作成のインタビューでは、キャラクター我妻善逸の服の模様を番号で割り振るといった、細かい部分にも手を抜かないこだわりが伺えます。

また26話で登場する鬼たちの黒幕である鬼舞辻無惨の無限城のシーンでは、カットごとに異なる無限城を作ったり、1カットで2ヶ月かけたりするほど作り込まれています。

映画「鬼滅の刃」無限列車編のみどころ2:迫力あるアクション

その映像美を活かした迫力あるアクションも大きな魅力です。前半の魘夢と炭治郎たちとの戦いはもちろん、一番はやはり煉獄さんと上弦の鬼、猗窩座の対決でしょう。漫画では表せない躍動感ある動きや、煉獄さんの炎の表現、そして猗窩座にダメージを与えながらも即回復、煉獄さんがダメージをくらってしまう絶望感……。これらの圧倒的な表現で、まるで同じ戦いの場にいるような臨場感を感じてしまいます。炭治郎たちと同じように、圧倒的な強者同士の戦いでなすすべもなく見守るしかないという感情にすらなってきてしまいます。

映画「鬼滅の刃」無限列車編のみどころ3:冒頭とラストに提示されるテーマ

映画「鬼滅の刃」は、物語の流れは漫画と同じですが、唯一異なる点が冒頭、鬼殺隊のトップである産屋敷耀哉が、任務で亡くなった鬼殺隊の剣士の名前を呼びながら墓参りをするシーンです。鬼殺隊の任務は常に死と隣合わせであり、多くの鬼殺隊の剣士が命を落としています。

どれだけ切られても死なない鬼に対し、人間は切られたら致命傷となり簡単に命を落としてしまいます。ここでは、映画のテーマである「人間の命の儚さ」が提示されています。

映画「鬼滅の刃」無限列車編の感想

いやーーーーーーー泣いた。めっちゃ泣いた

じつは、あまりに周囲が「鬼滅の刃」を見ていたため、断片的な情報を聞きすぎて何となく「こうなるんだろう」という察しがついてしまったのですが、(みんな「煉獄さんに泣ける」と口を揃えていうということはもうそうなのだろうと思ってました)それでも泣きました。

流れる涙と鼻水を止めることができずにマスクがびしょびしょになり、大変後悔しました。でも泣いているのは私だけではないようで、劇場でもクライマックスからラストにかけては鼻を啜る音が絶えず聞こえていました。

それにしても煉獄さんに惚れてしまう。それは恋愛対象としての惚れるという意味ではなく、人間としての生き様や己の考えを貫く姿勢に惚れてしまうということ。

ただ単に、剣術に優れていてめちゃ力が強いというだけでなく、一瞬で状況を判断する力や、どれだけ追い詰められても自分の信念を貫き通すなど、精神的な強さが並外れている。

「そりゃあ少年漫画だからね」と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、主人公ではない彼の活躍と生き様は、主人公である炭治郎、そして私たちの心を大きく揺さぶります。

個人的にフィクションの良いところの一つに、自分の生き方や現実世界を見つめ直すことができる点があると思っています。煉獄さんの揺るぎない生き様を目の当たりにした私たちも自らを振り返り、周りに流されることなく自分を貫きたいですね。

「400億の男」になる日もそう遠くない!煉獄杏寿郎は映画界も救う

映画「鬼滅の刃」が公開されたのは、2020年10月16日。新型コロナウイルスの感染拡大により、映画業界をはじめ、多くのエンタメ業界が打撃を受けている中での公開でした。公開前はコロナの影響が心配される声もありましたが、蓋をあければびっくり!史上最速で100億円を叩き出したかと思えば、あっという間に歴代興行収入1位を獲得してしまいました。

コロナの影響で劇場公開を延期したり、そのまま公開しても興行が芳しくなかったりするなど、暗雲が漂う映画業界でしたが、映画「鬼滅の刃」はそんななかでの大きな希望となりました。

無限列車では、多くの乗客を救った煉獄さんですが、我々の住む世界でも映画業界を救ってくれています!これからもどこまで伸びるか楽しみですね!

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