2022年からはじめた毎月読んだ本、見た映画のなかでおすすめを紹介する記事です。最近はツイッターの方でもつぶやいていますが、140字制限があるのでこちらではのびのび書こうと思います。(制限がある中での紹介もおもろいですが)
2022年2月に読んだ本のなかでとくに面白かった3冊
2022年2月に読んだ本は11冊。そのなかでも面白かった本を3冊紹介します。
老人と海
八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。
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- 歴史に残る名作を読みたい方
- さくっと読める小説を読みたい方
- 独り言が多い方
ノーベル文学賞受賞の、ヘミングウェイの傑作と呼ばれる小説。簡素な文体でありながら、情景が色鮮やかに引き込まれてしまいました。大海原の船のうえで、一人「坊やがいたらなぁ」とつぶやくおじいちゃんが愛おしい。
老人と巨大カジキの戦いなので、どんな熾烈なバトルを繰り広げるのかと思いきや、ひたすらにおじいちゃんがカジキへのリスペクトを述べていて、ますますおじいちゃんへの愛おしさが募りました(おじいちゃん好きすぎじゃん)
私も「汝の敵を愛せよ」の精神を見習おうと思います。
マチネの終わりに
たった三度出会った人が、誰よりも深く愛した人だった――
天才ギタリスト・蒔野聡史、国際ジャーナリスト・小峰洋子。
四十代という〝人生の暗い森〟を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に
芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死など、現代的テーマが重層的に描かれる。
最終ページを閉じるのが惜しい、至高の読書体験。
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- 忘れられない人がいる方
- 一目惚れをしたことがある方
- 恋愛小説が好きな方
普段はおよそ読まないであろう恋愛小説を読んでみました。天才ギタリスト蒔野とジャーナリスト洋子の二人の恋のものがたり。正直、恋愛系の話は超がつくほど苦手なので読み始めは不安でしたが、気がつけばすらすらと最後まで読めてしまいました。それも、芸術との向き合い方や国際問題といった複数のテーマが絶妙に絡んでいるからこそ。
登場人物たちの心の動きが丁寧に描写されていて、気づけばこの小説世界に没入してしまいました。どこまでも美しくて綺麗な物語です。
夏への扉
ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平
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- 猫好きな方
- SFの名作を読みたい方
- タイムスリップ系が好きな方
「すべての猫好きに本書を捧げる」という冒頭の謝辞通り、猫好きにはとにかくたまらない作品。主人公と彼の愛猫ピートの軽妙なやり取りが愛らしくて、一気に引き込まれてしまいました。猫にジンジャーエールを飲ませているあたり、ファンタジー要素が強いですが、それもそのはず。この小説の中では冷凍睡眠が一般化している世界なんです。
親友と恋人に裏切られて2000年に送り込まれてしまったときには絶望でしたが、段々とパズルのピースのようにそれぞれの出来事がパチパチとハマる楽しさを味わえました。
著者はSF界を代表する作家の一人であるロバート・A・ハインライン。日本ではこの『夏への扉』が人気ですが、アメリカでは『月は無慈悲な夜の女王』あたりが人気なんだとか。次はこちらを読んでみようかな。
2022年2月に見た映画のなかでとくにおもしろかった3つ
2022年2月に見た映画は9本でした。その中でおすすめを3つ紹介します。
ウエスト・サイド・ストーリー
スティーブン・スピルバーグ監督が、1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」を再び映画化。1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求めて世界中から多くの移民が集まっていた。社会の分断の中で差別や貧困に直面した若者たちは同胞の仲間と集団をつくり、各グループは対立しあう。特にポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく敵対していた。そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニーは、シャークスのリーダーの妹マリアと運命的な恋に落ちる。ふたりの禁断の愛は、多くの人々の運命を変えていく。「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートがトニー、オーディションで約3万人の中から選ばれた新星レイチェル・ゼグラーがマリアを演じ、61年版でアニタ役を演じたリタ・モレノも出演。「リンカーン」のトニー・クシュナーが脚本、現代アメリカのダンス界を牽引するジャスティン・ペックが振付を担当。2022年・第94回アカデミー賞では作品、監督賞ほか計7部門にノミネートされた。
引用元:eiga.comよりこんな人におすすめ
- ミュージカルが好きな方
- スティーブン・スピルバーグが好きな方
- イケない恋をしたことがある方
スティーブン・スピルバーグといい、主演のアンセル・エルゴートといい、私の大好きが詰まっているので、元の1961年の方を見ていないにも関わらずチケットを予約してしまいました。が、チケット予約後に1961年版の映画を見たけど何か好きになれない……
もともと『ウエストサイドストーリー』は『ロミオとジュリエット』をもとにしたアメリカ西部を舞台にした男女の悲恋物語なので、私の好みとはちょっと離れてるんですよね。
そういったこともあり、見る前はあまり期待していなかったのですが(おい)私が気になった物語の細かい突っ込みどころは、修正されていたので良かったです。そして何よりアニータ役のアリアナ・デボーズの演技・踊り・歌すべてが素晴らしくって惚れてしまいました!
未だに世界に根強く残る移民問題について考えるという意味でも、もとの作品が公開してから50年以上経った今、リメイクする意義は大きいのではないかと思います。
ナイトクローラー
「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホールが主演し、刺激的な映像を求めて夜のロサンゼルスを駆けめぐる報道パパラッチの姿を通し、視聴率至上主義のテレビ業界の裏側を浮き彫りにしたサスペンススリラー。まともな仕事にありつけず軽犯罪で日銭を稼ぐ男ルイスは、偶然通りかかった事故現場で報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知り、自分もやってみようと思い立つ。早速ビデオカメラを手に入れたルイスは、警察無線を傍受して事件や事故の現場に猛スピードで駆けつけ、悲惨な映像を次々と撮影していく。過激な映像で高額な報酬を得るようになったルイスは、さらなるスクープ映像を求めて行動をエスカレートさせていき、ついに一線を越えてしまう。共演に「マイティ・ソー」シリーズのレネ・ルッソ。「ボーン・レガシー」などの脚本家として知られるダン・ギルロイがメガホンをとり、長編監督デビューを果たした。
引用元:eiga.comよりこんな人におすすめ
- 偶然とんでもない場面に出くわしたことがある方
- テレビが大好きな方
- メディア・放送関係の仕事に興味がある・勤めていた方
主演のジェイク・ギレンホールを「あ、スパイダーマンのミステリオだぁ」みたいな軽い気持ちで見ていたらカウンターパンチをくらい、容赦なくボコスコにされました。ありがとうございます。
いや、見る前から怪演だという噂はかねがね聞いていたのですが、まさかここまでとは……。いや、おみそれいたしやした。
怪演というと派手に叫びまくったり異常な行動しまっくたりみたいなことを想像していたのですが、淡々としながらここまで恐ろしく演じることができるのかと感じました。
序盤からあった違和感が、見ていくうちにどんどん強くなり、疑惑が確信に変わる。そんな恐ろしさを味わえます。
スパイダーマン:スパイダーバース
時空が歪められたことにより、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を舞台に、主人公の少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿を描いた長編アニメーション映画。ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生のマイルス・モラレス。実は彼はスパイダーマンでもあるのだが、まだその力をうまくコントロールできずにいた。そんな中、何者かによって時空が歪めらる事態が発生。それにより、全く異なる次元で活躍するさまざまなスパイダーマンたちがマイルスの世界に集まる。そこで長年スパイダーマンとして活躍するピーター・パーカーと出会ったマイルスは、ピーターの指導の下で一人前のスパイダーマンになるための特訓を開始する。ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3人が監督を務め、「LEGO(R) ムービー」のフィル・ロード&クリストファー・ミラーが製作を担当。第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞。
引用元:https://www.amazon.co.jp/商品説明よりこんな人におすすめ
- スパイダーマンシリーズが好きな方
- 漫画が好きな方
- 異次元の自分に会ってみたい方
先月の『スパイダーマン・ノーウェイホーム』が最高で、しばらくスパイダーマン熱が続いていたので見ました。アニメーション作品はあまり見ないので、見る前はどうしようかと悩んでいたのですが、結果的には本当に見てよかった。むしろなんで早く見なかったのだろうと言う感じ。
スパイダーマンシリーズの系譜を受け継ぎならがも、新たな視点が加わっているところがユニークでした。何よりも、原作の「漫画らしさ」をぞんぶんに生かした表現が新鮮で、「こんなにおもしろい表現方法があったのか!」と驚きました。
キャラ同士のコミカルなやり取りや、秀逸な脚本もお見事。今年は続編の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)』も公開になるようなので、楽しみですな!
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