【オンラインライブ】お家でライブを楽しむ環境を本気で整えてみた

お家ライブ音楽

2020年7月現在、新型コロナウイルスに対する政府の自粛要請が緩和され、映画やイベントなども少しずつ解禁となっています。そんな中で最近特に増えているのがアーティストによる無観客配信ライブ。

7月15日には、私の好きなアーティストUNISON SQUARE GARDENが配信ライブを行うことになりました。ワーイ!久しぶりの大好きなバンドのライブ!!と喜ぶのもつかの間。

「家でライブ見るにはどんな環境にすればいいの……?」

何しろ初めての配信ライブ。単に配信ライブを見るだけであれば、パソコンやスマートフォンで見ることはできます。しかしアーティストやそれを支える人たちは、ファンが「どうやったら楽しんでくれるか?」を本気で考えてくれています。

好きなアーティストが、ファンを楽しませるためにライブを配信してくれるのであれば、それを全力で楽しむために自宅環境を考えてみようと思い立ちました。

今回は自宅でライブを楽しむための環境の整え方を本気で考え、実践した方法をご紹介したいと思います。これから好きなアーティストの配信ライブがある!という方の参考になれば幸いです。

部屋をお家ライブ仕様に変更

まず、お家でライブを見るための部屋に模様替えを行う必要があります。というのも私には一つ願望がありました。

Rumi
Rumi

立ってライブを見たい

そう、いつものライブと同じように立ってライブを鑑賞したい……!しかし今の部屋は、座ってテレビを見るスタイルのため、根本的に部屋を模様替えする必要がありました。

まずは、模様替え前と模様替え後の部屋のレイアウトを考えます。

模様替え前のレイアウト

実際の部屋の様子

模様替えの前の部屋。ベッドでゴロゴロしたり、クッションを使って床に座ってテレビを見ています。

この状態からどうやって立ってライブを見る体制に部屋を変えるか?新たに台を買えば話は早いものの、無駄な出費は抑えたい……

こんな矛盾を解決するために使ったものは

机!!

実は我が家には、机が2つあります。一つは一般的な座るタイプの学習机。もう一つはスタンディングデスク。座っていることで腰が痛くなるため、スタンディングデスクを導入したものの、もう一つの机を処分しそびれて机が2つあるという状態になっていました。

このタイプと

このタイプ

これを今使わずしていつ使う!!!!!

ということで机二台と棚を駆使し、スタンディングデスクで飲み物を優雅に飲みながら立ってライブを見るというクラブで見るかっこいいあの理想像に近づけました。

引用元:https://www.kirario.jp/SHOP/KRI2995.html

模様替え後のレイアウト

実際の部屋

通常の学習机の上に棚を置くことでスタンディングデスクよりも高い位置にテレビを置くことに成功しました。これでご飯やお酒を楽しみながらライブを見ることができます。

実際に客席(机)から見た様子。ご飯がきれいでないのはご容赦ください。

配信ライブを楽しむための準備~映像設備~

続いて映像設備を整えます。配信ライブはスマートフォンやパソコンでも見られますが、やはりできるだけ大きな画面で見たいですよね。

そこでパソコンやスマートフォンをテレビに映すことにしました。

テレビとパソコン、スマートフォンをつなげる

パソコンの場合

まずはパソコンとテレビを繋げる場合。ほとんどのパソコンはHDMI端子がついているため、HDMIケーブルを揃える必要があります。

スマートフォンの場合

iPhone

HDMIとは別に、専用アダプタを購入する必要があります。iPhoneはLightningケーブルとHDMIの互換性があるものを揃えましょう。

引用元:https://www.kitamura.jp/smahoto/

Appleは、純正以外の製品がたくさんありますが、絶対に純正を買った方がいいです。以前非純正品を購入したら痛い目に遭いました……。

Android

Androidの場合、MicroUSBかUSB Type-Cのどちらかと思います。こちらもそれぞれの互換性があるものを揃えましょう。

プロジェクターで投影

テレビにつながずに見たい!という方には、ホームプロジェクターがおすすめ。こちらのプロジェクターはスマートフォンとWi-Fiで接続できるため余計な配線を省くことができます。

こちらのプロジェクターは1万円以内で購入できる上に、騒音抑制や4200ルーメンという明るさ!正直この価格でここまでの高機能は他に無いのでは……

自宅で配信ライブを楽しむための準備~音響設備~

続いて音響。テレビにもともとついている音響設備では、ベース音やドラムのキックなどの低音が聞こえないため、スピーカーにつないだほうが絶対に良いです。が、低音が大きいとどうしても周囲への騒音が漏れてしまいトラブルに発展してしまう可能性があるため、難しい方はヘッドフォンにしましょう。

おすすめスピーカー

今はテレビ用のスピーカーでも1万円しないものがたくさん出ているので、コストを抑えながらテレビの音響設備を整えることができます。

私はこのTaoTronicsのBluetoothイヤフォンとミニアンプを持っているのですが、デザインもスタイリッシュかつ音も(この値段としては)良いのでコストを抑えてスピーカーを導入したい方にはおすすめです。

お金に余裕のある方は有名ブランドを導入しちゃいましょう。低音に定評のあるBOSEであれば、ライブはもちろん映画の迫力も増しますよね~憧れるぅ!

テレビとスピーカーをつなぐオーディオケーブルも忘れてはいけません。

おすすめヘッドフォン

こちらのJVCのヘッドフォンは、1.2mのコードに加えて2.3Mの延長コードもついています。心地よいソフトレザーイヤーパッドなので長時間の使用でも耳が痛くならないのも嬉しいポイント。

こちらのソニーは業務用モニターヘッドフォンであり、高音質・高耐入力(最大入力:1,000mW)を実現しています。

私は普段使っている、今は亡きソニー製のウォークマン用ドッキングスピーカー「RDP-NWSK8」につなぎました。これ使ってる人日本に何人いるのでしょう……?(笑)

引用元:sony.jp

実際にテレビとスピーカーをつなげた画像がこちら。配線がぐちゃぐちゃなのは許してください。

テレビの後ろにつなげましたが、前に置いた場合と音の違いはそこまで感じませんでした。テレビ用のスピーカーであれば、テレビ画面の前に置いても映像を邪魔しないのがいいですよね。

延長コード

音響設備や映像設備をつなげるのにコードが足りない方は、延長コードもあわせて購入しましょう。

USBの延長コードはこちら

こんな時代だからこそエンタメを楽しもう!

以上、お家ライブを楽しむための設備を、私の模様替えを例にご紹介させていただきました。コロナウイルスの収束が見えず暗いムードになりがちですが、そんな制約があるなかでも大好きなエンタメを楽しみたいですね。

アーティストやそれを支える業界の方たちも大変な中、色々な策を講じてファンを楽しませようとしています。ファンである私たちもそれに答え支えていくことが、これからのエンタメ業界の未来につながっていくと思います。

同じ空間で楽しい時を過ごせるそのときまで、支え合っていければ良いですね!

↓ライブハウスを救うためのプロジェクトの支援はこちらから↓

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