先日WF-1000MX3からWI-1000XM2に乗り換えました。完全ワイヤレスイヤホンが主流になりつつあるなか、なぜネック型イヤホンに乗り換えたのか、その理由とWF-1000MX3を1年間使ってみてわかった良い点と悪い点をご紹介しようと思います。
WF-1000MX3の外観・付属品
WF-1000MX3には、次の写真が付属されています。
- 充電ケース
- USB Type-C(TM)ケーブル(約20cm)
- ハイブリットイヤーピースロング(SS,S,M,L各2個)
- トリプルコンフォートイヤーピース(S,M,L各2個)
- 保証書、取扱説明書、使用上のご注意
写真には無いですが、USB Type-Cのケーブルもついています。ですが、USBとコンセントの変換プラグは付属していないので別途購入する必要があります。
WF-1000MX3の基本スペック、大きさや重さなど
WF-1000MX3の重さは、片耳8.5g。2個で17gほど。私は初めての完全ワイヤレスイヤホンだったのですが、思っていた以上に小さくて驚きました。
引用元:https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM3/feature_1.html人間工学に基づく装着感を重視したデザインが採用されているため、高い装着感が特徴です。またイヤーピースが多数付属としてついているため、自分の耳にあったイヤーピースを選べるのも魅力です。
WF-1000MX3を安価に購入する方法WF-1000MX3の良い点
WF-1000MX3の良い点がこちら。
ノイズキャンセリングが素晴らしい
WF-1000MX3には、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」が搭載されています。高いノイズキャンセリング効果があるため、電車に乗っている際も走行音は殆ど聞こえません。私はHSPのため、音にはかなり敏感なのですが、このイヤホンをつけていれば電車の中でも周囲の音を気にせずすぐに没頭することができます。
夜はマクドナルドやファミレスに行って作業することが多いのですが、周りで学生が騒いでいても全然気にならないレベルです。イヤホン外したら予想以上にうるさくて驚いた経験が何度かあります。
アプリ「Headphones」で自分好みの音にできる
またソニー純正のアプリである「Headphones」と連携すれば、自分好みにイコライザーや外音取り込みを調整することができます。これが非常に便利で、ヘビーなロック音楽を聞きたいときは低音をガンガン聞かせたり、ポップスを聞きたいときは「Bright」でボーカル重視でキラキラした音質にしたりできます。アプリで手軽に自分好みの音質に変更できるのはかなり大きいです。
外音取り込み機能がとても使える!
WF-1000MX3は左のイヤホンを一度タッチすれば外音取り込みモードになるため、イヤホンを外さなくても人と会話することができます。「レジでの会計時とかにわざわざイヤホン外すのもな……という方には超おすすめです。
また左のタッチセンサーを指で触れたままにすると、音楽再生していても周囲の音を取り込むため、電車での案内やきゅうに人に話しかけられたときにも使えます。
WF-1000MX3の悪い点
WF-1000MX3の悪い点もご紹介します。
私には大きすぎた
WF-1000MX3の重さは片耳8.5g。こう聞くと小さそうに感じるかもしれませんが実際に付けてみると渡しには重く感じてしまいました。これまでネック型イヤホンを付けていて完全ワイヤレスは初めてだったのもありますが、きちんとつけないと耳から外れて落ちそうになってひやりとしたことも何度かありました。
つける際にタッチセンサーを押してしまう
WF-1000MX3は写真の丸い部分がタッチセンサーになっているのですが、イヤホンを耳に装着しようとすると、高い確率でこのタッチセンサーに触れてしまいます。タッチセンサーは再生ボタンやノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えなどを行うため、結構困りました。
ノイズキャンセリング機能を十分に堪能するには、イヤホンの装着は重要なポイントです。いくら高機能なノイズキャンセリングでも、きちんとつけていないとその機能はじゅうぶんに発揮されません。が、この構造の場合、耳に押し込もうとするとどうしてもタッチセンサーに触れてしまう。触れてしまうと再生される・ノイキャンが切り替わってしまうので結構不便です。
人が多いところだと接続が安定しない
WF-1000MX3はノイズキャンセリング機能は素晴らしいのですが、Bluetoothの接続が安定せず都内の主要駅など人が多いところでは、ブツブツと途切れてしまうことがありました。WF-1000MX3の前のネック型イヤホンのWI-1000Xではほとんどそういったことがなかったです。やはり完全ワイヤレスだとイヤホン部分に機能をすべて集約するためBluetooth機能などは、劣る部分が出てきてしまうのかもしれません。
WF-1000MX3からWI-1000XM2へ
WF-1000MX3を実際に使ってみてのレビューを行いました。高機能なノイズキャンセリング性能を搭載し、外音取り込みやアプリとの連携など便利な機能を多数搭載しています。しかし一方で接続性が安定しないなどのデメリットもありました。
先月からネック型イヤホンのWI-1000XM2を使用していますが、こちらもかなり良いです。使い始めて1ヶ月のレビューはこちらに載せているので気になる方はぜひ読んでみてください。
とはいえやはり外音取り込みなど「タッチするだけ」で切り替わる便利さはWF-1000MX3のほうが高いです。しかも私が購入したときは2万5千円くらいでしたが現在では2万円で買えるようです。かなり安くなってる……!
完全ワイヤレスを安く買いたいという方にはWF-1000MX3のほうがおすすめです!
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