ソニーのハイレゾ対応ワイヤレスイヤホンWI-1000XM2を購入しましたが、予想以上に素晴らしかったのでレビューします!約1年間、ほぼ毎日使ってみての使い心地ですので、購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
WI-1000XM2とは
WI-1000XM2は、ソニーから2019年12月に発売されたネック型のワイヤレスイヤホンです。業界最高クラスのノイズキャンセリング機能「QN1」を搭載し、ハイレゾにも対応しています。
外観
WI-1000XM2の見た目は、前モデルのWI-1000Xよりもカジュアルに寄っています。ネック型イヤホンのため左右をつなぐ首掛けが存在します。
ボタンはイヤホン左側に集約されており、
- 音量調節
- 再生/停止
- ノイズキャンセリング
があります。
また電源ボタンやUCB-typeC、イヤホンジャックなども左側に集約されています。イヤホンの右側には、NFCがあり、NFC対応の機器と簡単に接続することもできます。
付属品
WI-1000XM2の付属品は、
- USB Type-C(TM)ケーブル(約20cm)
- 専用ヘッドホンケーブル(約1m)
- キャリングケース
- ハイブリッドイヤーピースロングSS,S,M,L(各2個)
- トリプルコンフォートイヤーピースS,M,L(各2個)
- 航空機用プラグアダプター
イヤーピースは2種類。それぞれのサイズから自分の耳に適したものを選べます。
特にすごいのが、航空機用プラグアダプターがついていること。専用アプリでは、周囲の気圧変化に応じて最適化する機能もあります。実際に私も旅行の際に使用してみましたが、飛行機のエンジン音の「ゴオオオオオオ」という音がほぼ聞こえなくなりました。出張や旅行で飛行機に多く乗る方におすすめです。
WI-1000XM2のメリット3つ
WI-1000XM2を1ヶ月使用してみてわかったメリットはこちら
WI-1000XM2のメリット①ペアリングがすぐにできる
WI-1000XM2は、ペアリングがすぐにできます。スマートフォンやウォークマンなどペアリングしたい機器のBluetoothをONにしてから、WI-1000XM2の電源ボタンを7秒間押し続ければ、イヤホンがペアリングモードになります。機器のほうに「WI-1000XM2」がでてくるので選択すればペアリング完了です。
またNFCにも対応しているため、設定すればNFC対応機器に当てるだけで接続を完了することができます。
一度ペアリングを完了すれば、二回目以降はWI-1000XM2の電源を入れれば自動的に接続してくれるので、とても便利です。
WI-1000XM2のメリット②WI-1000Xよりもコンパクトに
WI-1000XM2を購入する前は、前モデルのWI-1000Xを使用していたのですが、折りたたみができず小さなカバンのときに収納に不便を感じていました。
しかしWI-1000XM2は、ネック部分をくるりと回せばコンパクトになります。専用のケースも付属しており持ち運び時の利便性が飛躍的に上がりました。
これが本当にありがたい!WI-1000Xのときは首周りの部分が固くて折れないかヒヤヒヤしてましたが、WI-1000XM2ではそんな心配がない!くるっと回せば収納できるので、私のようなめんどくさがりでも簡単にしまえるのが本当に嬉しい!!
WI-1000XM2のメリット③ノイキャン精度は相変わらず素晴らしい
私は、これまでソニーのワイヤレスイヤホンを「WI-1000X」「WF-1000MX3」と使用してきていますが、どれもノイズキャンセリング機能は素晴らしいです。私はワイヤレスイヤホンを導入してから仕事や作業などの集中力が飛躍的に上昇しました!
専用アプリ「Headphones Connect」を導入すれば、イコライザーや外音コントロールなどイヤホンだけでは調節できない細かな設定変更ができます。ゴリゴリのロックを聞くときは重低音重視、癒やし系楽曲やバラードを聴くときは、Melowモードなどワンタップで切り替えられるため、気分を切り替えることもできます。
これも個人的にめちゃ気に入っている機能。自分のお気に入りのサウンドにボタン一つで切り替えられます。曲にあわせたイコライザを探すのも楽しくなってくる笑
WI-1000XM2のメリット④有線接続もできる!
WI-1000XM2はワイヤレスイヤホンでありながら、イヤホン本体にステレオミニジャックがあるため、有線接続ができる点も大きな特徴です。付属にはステレオミニケーブルがあるため、別途購入する必要はありません。
WI-1000XM2のメリット⑤つけ心地が素晴らしい
左が前モデルのWI-1000X、右がWI-1000XM2。
引用元:https://e-earphone.blog/?p=1333623WI-1000XM2は耳への装着感も素晴らしいです。人間の耳の構造に合わせてイヤフォンの傾きを調節しているため、前モデルよりも圧倒的に装着感が上がっており、長時間着用していても耳が痛くなりません。また完全ワイヤレスイヤホンよりも装着部分が軽いため、耳から外れるようなことも無いのも大きな利点です。
WI-1000XM2のデメリット
WI-1000XM2を使用しているうちにデメリットも見えてきました。
WI-1000XM2のデメリット①ボタンがわかりにくい
左耳側に再生・停止、音量調節、ノイズキャンセリングのボタンがそれぞれあるのですが、慣れないせいか、どうしてもボタンを押し間違えてしまいます。特に音量を下げるボタンとノイズキャンセリング切り替えボタンが並んでいるため、音量を下げようと思ったのにノイキャンが切り替わってしまうといったことが何度がありました。
使用しはじめて1年経ちましたが、このデメリットはほとんど気にならなくなりました。単に慣れの問題だったw
WI-1000XM2のデメリット②激しい運動をするとネックから外れてしまう
これはネック型イヤフォンの宿命でしょうが、どうしても激しい運動をしていると首から外れてしまいます。ウォーキングや軽いランニングでは大丈夫でしたが、全力疾走では首からずれてしまいますね……。ここはやっぱり運動専用のイヤフォンでないと厳しいですね。ちなみに運動時は、安いイヤフォンで気軽に使えるもので音楽を聞いてます。
個人的には完全ワイヤレスイヤホンよりもネック型イヤホンのほうが好き
私はこれまでWI-1000X(ネック型イヤホン)、WF-1000MX3(完全ワイヤレスイヤホン)を使用してきましたが、個人的にはネック型イヤホンのほうが好みです。理由は、Bluetooth接続やつけ心地がネック型のほうが圧倒的に安定しているから。
完全ワイヤレスだとどうしても人が多い主要な駅や人混みで途切れやすかったり、機械がすべてイヤーピースとして集約されているので重みがあって耳から落ちそうになったりしてしまいます。ネック型であれば、そういった心配がなく接続も安定しているためストレスも少ないです。
Bluetooth接続の安定性やつけ心地を重視する方には、とってもおすすめです!驚きのノイキャンの世界をぜひお試しあれ!
WI-1000Xであったデメリットだった収納面をカバーし、さらにつけ心地やノイキャン精度をアップしてくれた素晴らしいイヤフォンです。
音質とつけ心地、収納性を求める方は、このイヤフォンがベストではないかと思います!
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